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いっしょに楽しもう 香りいっぱいの秋

2010-10-28 10:17:59     cri    
 黄金の秋にモクセイを観賞するのは、五代(907~960年)から始まったという。花見をしながら、モクセイ酒を飲んだり、モクセイ餅を食べたりする風俗は、今では中国の長江デルタ地域まで広く伝わっている。

 上海市の徐匯、青浦と浙江省の杭州、および江蘇省の南通が共同主催した「モクセイ観賞の旅」は、すでに長江デルタ地域の代表的な観光コースとなり、モクセイ観賞の由来と、モクセイに関わる伝説とその文化などを結びつけた。お茶を飲みながら花見をしたり、詩を詠んだり絵を描いたり、また舟で潮の奔流を見たり、名所を見物したり、ショッピングすることもできる。

 【徐匯 中秋名月が映る花見】

 徐匯区桂林路128号の桂林公園は、上海市内唯一の江南古典園林であり、モクセイで有名である。ウスギモクセイ、ギンモクセイ、キンモクセイと四季モクセイという四種類、23品種のモクセイが千本以上ある。もっとも美しい時期は中秋節で、満開のモクセイの香りが園内に溢れる。凌雲亭や四教庁など趣のある小さな東屋で、モクセイ茶を入れ、何人かの友人を誘って世間話をしながら、香りを楽しみ、花見をするのは、実に趣きがある。もし、みなと一緒に黄家花苑や桂林公館で、モクセイ宴を催しさらにモクセイ酒を加えれば、人生の最高の喜びといってもよい。

  

               濃厚な香りを放つキンモクセイ    四教庁では人々が緑茶を楽しむ姿も見られる

 名月の夜、桂林公園に来れば、「唐韻中秋」をテーマとした伝統的な大イベントが行われる。モクセイ入り砂糖菓子、モクセイ餅などを食べ、さらに園内特製のモクセイ香水を買って帰り、または親戚友人に贈れば、心のこもったモクセイのよしみを伝えることができるだろう。  

 上海南駅のそばにある上海植物園は、金秋の季節にはモクセイ園一面が海のように次から次に咲くモクセイの花で覆われ、植物園の目玉となる。

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