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2015年は第二次世界大戦が終わって70年の年です。歴史を振り返りながら、心の和解を実現するにはどうすればよいのか。このような問題意識を抱えながら、旅行企画を通して中国と40年余りに渡るお付き合いをしてきた橋本清一さんに今週と来週、2回に分けてお話を伺います。
今回は橋本さんと中国語との出会い、1973年の初めての中国訪問などです。
番組収録前に、橋本さんは自己紹介の代わりに、ご自身と中国とのかかわりについて、以下の文面を送ってくれました。
「1973年の10月後半〜11月前半までの3週間初訪中し、香港で第一次石油ショックの実際を目の当たりにしました。訪中歴は、約400回で中国各省・自治区を全て回りました。
1965年当時高校2年生でしたが、すでに中国語を学んでいたクラスメートよりピンインで「草原情歌」の歌詞と曲を教わりました。それ以来中国との長いご縁が続いています。中国が好きですし、歴史・地理も大好きなので、今後も中国を日本の若者に知らせることを追及していきたいと思っています。
これまで、日本各界の方々と中国の文化人など色々お付き合いさせて頂き、沢山の心に焼きついた事が有ります。多くの方が、鬼籍に入られましたがそれらの思い出は、昨日の事のようにしっかりと映像が浮かびます」
1960年代半ば、中国と日本はまだ国交正常化が実現していませんでした。果たして、当時の東京で、人々は中国と触れあう場があったのか、またはどのようにそれが実現できたのか。中日の民間交流の貴重なワンシーンが目に浮かぶ橋本さんの思い出話をぜひお聞きください。
【プロフィール】
橋本清一(はしもと・せいいち)さん
株式会社日中旅行社取締役を経て、長富宮飯店公弁管理部高級顧問。
社団法人日中協会評議員、日中友好宗教者懇話会理事、
埼玉県狭山市日中友好協会理事・事務局長も務める。
中国に精通し、長富宮公寓でも通史の会「クラブチャイナ」を主宰。
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