皆さんは普段どのようにしてCRIの放送をお聞きですか。

　自分の好きな番組をじっくり聞きたい時はネットラジオがいいですね。インターネットですので音も安定して聞こえ、番組を十二分に楽しめます。

　でも、放送を直接受信するのも楽しいものです。日本に居た時は、良く手持ちの短波ラジオでCRI日本語放送や中国語の放送を聞いていました。ラジオを横に置き、何か他の仕事をしながら聞くのに丁度いいのです。そしてたまに音が大きくなったり小さくなったりする短波特有のフェージング現象が起きたりして、遠い所から電波が飛んできているんだなあと実感していました。

　北京に移り住んでからは、CRIの日本語放送が北京で聞けるとは思いも寄りませんでしたが、ある時、日本から持ってきたワールドバンドレシーバーで聞いてみたところ、時間帯にもよりますが、結構きれいに聞こえるのを発見しました。それからは、昼はCRIで仕事をしながら、夜はリスナーに戻ったりしています。北京では現在、放送開始から日本時間の午後10時くらいまでが周波数7325KHzで割と良く聞こえています。レシーバーを窓際に置いているだけですが、時には国内放送並みの強力な受信感度で入感し、びっくりすることがあります。そして、家で聞いていると、北京に居るのも忘れてつい日本で聞いているような錯覚を起こしたりしてしまうから不思議です。

　間もなく年末となり、局内では毎年恒例の「紅白歌比べ・知恵比べ」や新年番組の放送準備が急ピッチで進められています。そして、各番組スタッフは全力で頑張っています。ぜひ、お聞き逃がしのないように！私も楽しんで聞きたいと思っています。　（小野 博民）