右上:1stアルバム「珈琲因楽園」、右下:2ndアルバム「財神到 太熱閙」
みん:ニューアルバムのリリースと共に、「これからのカフェイン!」みたいのはありますか?
MASATO:今ちょうど自分たちの中で分岐点みたいなところに居るんじゃないかなと思うんですけど、って言うのも、ちょうどうちら結成してから7年目なんですけど、今のパイロットレコードと契約してから5年目なんですよ。でちょうど、一回契約が切れて、それでまた契約しなおした状態なんで、で、今まで振り返ってみると、もともと会社が僕らのためにつけてくれたキャッチフレーズって言うんですか?が、中国初のアニメロックバンドって言う。
みん:それはアニメの曲を歌ってるんですか?それともアニメのキャラクターとか?
SAYU:何か、私の声質であったり、音楽性であったり、確かにライブの後にお客さんが「アニメの主題歌っぽいね」っていう反応もあったんですよ。それで会社が。
MASATO:売り出すために、印象付けたいっていう。それでやって行った部分もあるんですけど、MASSANGはもともとアニメ好きなんですけど、他三人は好きっていうよりも、あんまり詳しくなかったんで、そういう話とかインタビューでされてもなかなか言えなかったりとか、僕らもなんだかんだいって年を重ねていくにつれて、何かちょっと幼稚っぽいなっていう印象があったんですよね。
みん:確かに中国ではアニメってちょっと子供っぽいっていうのはありますね。日本と違って。
SAYU:そうなんですよね。勘違いされることも多くなってきて、アニメのカバーをやってるのかとかそういうのも増えてきたんで、ここらでうちら自分の音楽をやって行きたいなっていうのもあるんで。
MASATO:だからこれからは、もっと自分たちの音楽を大事にやっていくみたいな感じ。
SAYU:あと、前とかは編曲とか個性のある音楽をとかそういうのを意識しすぎてたのかなっていうのもあって、中国の方の聞き手になっての角度も考えながらの音楽をやっていこうかな、とも思いますね。
みん:自分たちの音楽っていうのは?
MASATO:もともとずっと一貫してる、やっぱり自分たちが得意な、自分たちが得意で自分たちにしかできないわけじゃないけど、やっぱり自分たちが得意なのは、人を元気にさせる音楽だと思うんですよ。だからそこはやっぱりこれからも続けて行きたいし、だからもうそこは自分たちが自信を持ってできるところだと思いますね。ただ、やっぱり今までやってたのは曲の速度とかも速かったりとか、自分がついていけないこともあったりとかするんですよね、最近(笑)。もっと貫禄のある感じのきゃぴきゃぴした感じじゃないっていう。今まではこう、ぶっちゃけ、若作りがんばってしてたんですよ。できるだけ若い格好して…とかやってたんですけど、最近僕、結婚して子供もできたんで、だからそこらへんでもたぶんちょっと気持ちの転換って言うか、あったのかなって。
SAYU:お父さんだからね(笑)。
MASATO:お父さんだからちょっと、貫禄のある(笑)。かっこいいお父さんになろうかな、と。
SAYU:ま、気持ちに合った音楽をやっていきたいなって思いますね。
MASATO:そう、そういうことですね。気持ちの変化につれてやっぱ音楽も変わって行くのが自然だし、今ちょうどそういうところに差し掛かってる。
MASSANG:だんだん変わってるのかな、曲調も。
SAYU:ちょっと変わってきましたね。新しいアルバムが今度出るんですけど、その中でもちょっとした変化は見られるんじゃないかなぁと。空元気じゃないんですよ(笑)。こういうなんか裏の切ない部分もありつつの元気っていうのを伝えていけたらなって思いますね。
中日混合バンド・カフェインのロングインタビュー、如何でしたでしょうか?
ニューアルバムの収録曲「時光」を次ページで試聴できます♪
また、インタビューでもご紹介した「御風龍」は9月21日に放送された中日交流カフェのコーナー「これからの中日交流を支える若者たち」と9月25日放送のみんアナの番組「エンタメランド」で一足先にオンエアしました!こちらもどうぞ、お楽しみください。
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