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<コレ若>第八弾(2)中日混合バンド「珈琲因(カフェイン)」

2011-11-09 15:02:11     cri    

 ギター:劉博非(中国人)

  

 カフェインのマスコット的存在なのがギターの劉博非。

 カフェインが「中日混合バンド」と呼ばれる由縁は、劉博非の存在に他ならない。

 誠実で優しく、お茶目な劉博非は、やや無精な性格。

 「とにかくパンクが好き!」と豪語する劉博非だが、憧れはスパイダーマン、将来の夢は漫画家…と、とにかくつかみ所の無い不思議な存在だ。

 「グルメとアメコミと美女が好き♪」なんておちゃらけても憎めないのは、恐らくそんな一面とは裏腹に、劉博非が時折見せる、音楽に対する真摯な態度のなす業だろう。

 「ギターを始めたのはほんのふとしたきっかけです。

 音楽をストレートに表現できるこの楽器に魅せられて。僕がパンクを愛す理由は、心地良いメロディーとノリの良いリズム、それから『人生の片隅に絶望なんて存在しない』って事を歌ってるから」。

 音楽のことになると、まるで別人のように真面目な顔を覗かせる劉博非。

 そんな彼のギャップが多様なギターのサウンドとなって奏でられているのだろう。

 くるくると表情の変わる劉博非のギターは、彼自身と同様に多くのファンを魅了する。

 「平和が一番」と言う彼のギターだからこそ、カフェインの音楽からは優しさがあふれる。

 そして、「僕はこれまで、一心に音楽の世界でファンタジーの旅を続けてきた。これからもきっと、振り返ったりしない」という劉博非の言葉は、世界がボーダレスであることを訴えかけているかのように感じさせる。

資料提供:パイロット・レコード

(取材/文:中原美鈴)

 「これからの中日交流を支える若者たち」第八弾、次週の第三回は、バンド結成のいきさつや中国ならではのこぼれ話など、カフェインの素顔に迫ります。どうぞお楽しみに!


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