ドラム:MASSANG(日本人)
メンバー最年少のMASSANGは、2004年に留学で北京を訪れ、翌年カフェインにドラマーとして加入した。
最年少ながら、メンバーの中では一番穏やかで落ち着いた性格だ。
クールでおとなしいMASSANGだが、音楽に対する熱い情熱を心の奥底に秘めており、かなりの努力家だという。
MASSANGが奏でるリズムは、正にその心に秘めた想いが解き放たれたかのように、情熱を帯びて軽快に空中を飛び回る。
「父や姉の影響で、15歳からドラムを叩いてます。僕は割りと内向的でおとなしいって言うか、人との交流が少し苦手。あまり外に出るのも
好きじゃないので、ほとんど家に居ます。まあ、オタクです。今後は音楽だけじゃなく、アフレコや演技にも挑戦してみたい」。
控えめにそう話すMASSANGだが、メンバーの中では一番フットワークが良いそうだ。
カフェインにとっては、MASSANGのその飄々とした人柄が、安心して「背中を任せる」に相応しい相手なのだろう。
ステージのバックから音楽の「鼓動」を生み出すドラマーが安定しているバンドほど、フロントメンバーのリミッターが心地よく振り切れると言うが、MASSANGの存在があるからこそ、カフェインの曲のリズムはいつもどこかふっと身をゆだねてしまいたくなるムーヴメントを放っているのだ。
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