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日本人スタッフのつぶやき31

2011-05-06 11:18:03     cri    

人、人、人のメーデー連休

 メーデー連休中に日本から友人が来たので、一緒に北京市内を歩きました。北京は初めてだというので、まず天安門広場に行きましたが、どこを見ても、人、人、人です。


人、人、人の天安門広場


人、人、人の故宮午門

 次に、天安門をくぐって故宮を目指しましたが、ここも人、人、人。日本から来たばかりで、中国の人の群れに慣れていない友人は、とうとう人間中毒になってしまい、故宮見学はあえなくキャンセル。どこでもいいから人のいない所へ連れてってくれ!と言われて、思いついたのが、北京城東南角楼でした。

 北京の城壁は、新中国の都市建設のためほとんど壊されましたが、東南の角楼付近の城壁だけがわずかに残っています。その東南角楼の中が画廊になっていて、中国の現代アーティストの作品が展示されているのです。

 あそこなら多分、あまり人はいないだろう、とのねらい通り、お客も少なく、シンとしています。中に入るとひんやりとした空気が心地よく、ようやく人心地ついた気分でした。


北京城東南角楼


角楼内のRed Gate Gallery

 それにしても、私が小学生だった1960年頃の日本も、どこへ行っても人、人、人でした。東京タワーが出来た時、上にあがるのに2時間並んで、それでもエレベーターには乗れず、階段で登った記憶があります。映画を見るのも、乗り物に乗るのも、いつも行列でした。それが、いつの間にか、中国人に日本の印象を聞くと、人が少ないと言われるようになりました。

 先日、発表された国勢調査の結果によれば、昨年11月現在の中国の人口は13億3972万人。日本は2005年に人口減が始まりましたが、中国は2030年代までは人口が増え続けると予想されています。まだまだ、人、人、人は続きそうです。(大野清司)

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