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中日の大学生、内モンゴルで交流

2010-09-02 11:04:39     cri    

 JICAは、日本の政府開発援助(ODA)の実施機関であり、中国を含むアジアを始め、アフリカ、中南米などの開発途上地域で開発援助を行っています。中国への援助は1979年に開始されました。2005年の10月からアラシャン盟の支援が始まり、「草の根技術協力事業」を実施しました。この事業は、効果的に砂漠の拡大を防ぎ、生態環境を改善しただけではなく、地域住民の環境保護意識も向上させました。

 
綱引きとリレーを楽しむ学生たち


中日の大学生の記念写真

 今回の交流会は生態保護と青年の友好交流の2つの目的で行われたものですが、実際に参加した先生と学生からはこんな声が聞かれました。

 北方民族大学4年生の李冠蓉さんは、「環境問題は中国にとって、非常に重要だと思います。人間の生存にかかわる問題です。私たちは今から、できる範囲で生態環境を保護し、エネルギーを節約しなければなりません」と述べました。

 

 東京都市大学2年生の春田智生さんは、「中国では経済成長が著しいところもあるし、砂漠のような環境問題があるところもあります。今回のように、中国の学生たちと交流して、仲良くなれて、とても楽しかったです。いい経験になりました」と話しました。

 

 ボランティアを志望していた河内美和さんは、去年の10月にJICAに派遣され、中国に来て、北方民族大学の先生として、無償で日本語を教えています。「今回の活動は学生たちの環境保護意識を向上させ、とても有意義です」と話しました。

 

 北方民族大学の毛莉先生は、「以前も日本の学生との交流がありましたが、今回のように、中日の学生が一緒に植樹し、ゲームをしたのは初めてです。この活動は中日の相互理解にはとてもいいですね。これからもこのような活動がよく行われることを期待しています」と語りました。

 

 (取材&撮影:李陽 チェック:吉野)


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