内モンゴル風の歓迎式
8月28日に内モンゴル自治区アラシャン盟で、中国と日本の大学生が、JICA(日本国際協力機構)とアラシャン盟が主催した協力事業考察交流活動に参加しました。
NPO法人世界の砂漠を緑で包む会の呉向栄専務理事が挨拶
JICAのスタッフ倉科さんによるJICAの紹介 JICAのスタッフ黄涛さんによるプロジェクト紹介
この活動は、生態環境分野における中日協力事業の発展、青少年間の友好交流を促進するもので、JICAが派遣したボランティア(青年海外協力隊員)、寧夏大学と北方民族大学の先生と学生、東京都市大学からの学生、及びNPO法人「世界の砂漠を緑で包む会」の関係者らが参加しました。学生たちは植林活動、生態共同調査及びワークショップなどを行いました。
アラシャン盟の砂漠の様子
このような活動が行われる背景にはアラシャン盟の環境問題があります。アラシャン盟は内モンゴル自治区の西部に位置し、典型的な砂漠気候のため、強風、黄砂、干ばつと水不足による土地の砂漠化の問題を抱えています。劣悪な気候条件により、生態環境は悪化し続けています。数十年にわたり、アラシャン盟は生態環境保護を大変重視し、数多くの国内外の団体と協力し、一連の生態保護と貧困撲滅プロジェクトを実施しています。それによって、生態環境を徐々に改善し、事業参加農牧民の所得も増えています。JICAもこのプロジェクトを強力に支援しています。
中日の大学生によるグループディスカッションと発表の様子
植林活動の様子
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