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周星馳(チャウ・シンチー)の『ミラクル7号』、アニメ化が決定 劇場版も制作予定

2014-01-16 17:06:09     cri    

 『チャイニーズ・オデッセイ Part3 降魔伝奇(原題:西遊:降魔篇)』で2013年映画年間ランキングでトップに立った周星馳(チャウ・シンチー)監督、次作への注目が高まっています。周星馳(チャウ・シンチー)監督が率いる制作会社はこのほど、2008年の話題映画『ミラクル7号(原題: 長江7號)』をアニメ化することを発表しました。

 『ミラクル7号(原題: 長江7號)』は周星馳(チャウ・シンチー)がSFに初挑戦した作品で、当時監督と出演を務めていました。シンチー演じる主人公は妻を病気で亡くし工事現場で働きながら一人息子のディッキーを一流私立小学校に通わせる男・ティー。ある日、ティーはゴミ捨て場で、緑のボールを見つけましたが、そのボールから生まれた正体不明の宇宙生物を息子・ディッキーがミラクル7号と名づけてペットとして飼い始めることからストーリーが展開されます。映画は、ディッキーとミラクル7号のかけがえのない日々を描いています。当時、息子役で登場したのは実は1万人のオーディションの中から選ばれた少女の徐嬌(シュー・チャオ)でした。この作品で大ブレイクし、今も天才子役として活躍しています。この映画は、シンチーの少年時代の実体験と宇宙への憧れを元に制作したもので、初のSFながらも興行収入2億元という大ヒットを記録しました。

 今回のアニメ化は、全52話の長編連続テレビアニメとして制作し、そして毎年劇場版を一本発表していく予定も明らかになりました。ストーリーは映画の後日談にあたり、投資額は1000万元に上ったということです。関係者によりますと、これまで映画やスピンオフを含め3作ほど公開されたため、このシリーズはかなり高い人気を集めています。新たなアニメシリーズのOAによりファン層の拡大も期待できそうです。(ミン・イヒョウ)

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