当時、クーツオン族の女の子、徐聯芬さんは10歳でした。哀牢山の奥に生活していた徐さんの人生は、温家宝首相の指示によって大きく変わりました。徐さんは2歳の時に父親をなくし、3歳のときに母親は再婚しました。彼女の村には電気どころか、道らしい道もありませんでした。家はぼろぼろで雨が降ると、ひどく雨漏りしました。
2007年、政府は鎮沅県kら8キロ離れたところに新たに村をつくり、そこに住宅を建てました。今日、ここに220戸1100人のクーツオン族が生活しています。徐さんはこの新しい村に暮らすため、初めて山を離れました。今、徐さんは一つの夢を抱えています。それは大きくなったら、北京へ行き、温首相に会い、温首相の大きな支援に対して、感謝したいのです。
中央政府はクーツオン族の発展に関心を寄せ、温首相の指示の後、雲南省政府もクーツオン族を貧困状態から抜け出すための5年間計画を制定し、2億1000万元を投入することになりました。近い将来、クーツオン族の生活が大きく改善されるだろうと期待されています。(トウエンカ)
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