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<無錫シリーズ>漢詩詩吟の伝承(後半) 

2012-10-11 15:46:19     cri    




























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 漢詩の詩吟は中国人が伝統的な詩文を吟じる一つの方法であり、また中国古代におけるもっとも基本的な教育方法でもあり、すでに3000年あまりの歴史を持ち、中国無形文化財の代表にもなっています。 

 詩吟と言ってもさまざまな調子というのがあり、「唐調」はそのうちの一つです。無錫市第3高校の初任校長を努めた、国学の大家とされた唐文治さんは、伝統的な詩吟法を受け継ぎ、革新を行った上で、漢詩などを吟じる新しい詩吟法と学習方法を編み出しました。その新しい詩吟法は「唐調」と呼ばれています。

 無錫市第3高校の教師と生徒は唐文治さんが編み出した「唐調」を研究し、受け継ぐために、このほど24人の高校生からなる「唐調」研究チームを設立しました。

 無錫シリーズ、今日は漢詩などを吟じる方法の一つ「唐調」の伝承についてその後半をご紹介します。

 唐文治さんが編み出した「唐調」は、当時の南洋大学(今の上海交通大学)、及び無錫国学専修学校、私立の無錫中学の学生から大変重視され、1930年代と40年代頃に上海で2回レコードを製作しました。そのため、唐文治さんの音声資料が残されました。

 「唐調」の伝承者・無錫市の高校で国語を教えている徐忠憲先生は「『唐文治先生の読文レコード』は唐先生が吟じた古文10編と(古代の詩)古詩11編を収録し、10枚一組と5枚一組となっていますが、このうち、5枚一組のレコードには英語の説明文があります。これは外国に向けて販売していたためしょうか、いまにいたってもすこし残っています」と述べました。

 漢詩の詩吟は1919年に北京から各地に広がった帝国主義反対の大衆運動の中で大きな衝撃を受けました。新中国が成立してから、伝統的な教育から現代化の教育に移ったため、漢詩の詩吟の教育は中断されました。現在「唐調」で漢詩を吟じることのできる人は、93歳の陳以鴻さん、唐文治さんの孫・91歳の唐孝純女史、88歳の蕭善薌(きょう)さんら、わずか数人しかいません。

 陳以鴻さんはその時、無錫国学専修学校で唐文治先生の「唐調」を直接に学んだ人です。陳以鴻さんが吟じた諸葛孔明の書いた「出師(すいし)の表」の一部です。

 中国教育省及び文化部門の提唱を受け、長い歴史を持つ漢詩の詩吟は再び、人々の注目を集めました。年配の伝承者は詩吟の研究を再開し、自ら弟子の募集を始めました。

 2010年10月、「唐調」は無錫の市レベルの無形文化財に指定され、無錫第3高校も保護機関として指名されました。これまでの1年間、徐忠憲さんは5万字に上る「唐調」に関する資料をまとめたと共に、学校で詩吟の授業をも開始しています。

 今年の3月、無錫第3高校は「唐調」を受け継ぐために、専門のチームを設け、毎週金曜日の午後三時間目の授業で、徐先生は24人の生徒に詩吟を教えています。

 近年、無錫第3高校は各地の「唐調」の伝承者と連絡を取り合って、江蘇省の省レベルの無形文化財の申請に努め、「唐調」の伝承と普及のために尽力しています。

 無錫シリーズ、漢詩の吟詠の1つ「唐調」の伝承についてその後半を紹介しました。

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