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<成功物語>英語を教えるボランティア・廖楽年

2012-05-23 09:49:27     cri    


























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 今年67歳になる廖楽年は、マレーシアから帰国した華人で、故郷で英語を教えるボランティアを10数年間続けています。

 10年前、広東省の大埔県長教村に戻りました。当時、外界と接触がほとんどなかった村人にとって海外から帰国した廖楽年は、とても新鮮な存在でした。更に、その人が無料で英語を教えてくれることは、驚きでもありました。

 子供たちが英語を習って1学期が過ぎると、子供たちの英語力は大幅に向上していました。これによって、廖楽年は村人から認められることになります。

 ここ数年、週末や夏休みになると、子供たちは毎朝、バイクや自転車、スクールバスなどで、教室である廖楽年の自宅を兼ねる祠に集まり、英語の授業を受けています。夏休みになると、その数は少なくとも2~300人になります。

 これまでの10年間で、廖楽年が教えた子供の数は5000人を超えました。

 小学校2年から廖楽年の授業を受けている廖根梅は「ここでは、学校などとは違う画期的な方法で教えています。この方法だと単語を見れば、すぐにどう読むかが解るのです」と述べました。

 廖楽年はマレーシアに生まれ、小さいころから英語をしゃべっています。イギリスの大学を卒業し、英語とマレーシア語の教師になり、2002年に定年退職し祖父母のふるさと中国に戻りました。3か月ほど中国語を学んだ後、故郷で英語を教えるボランティアを始めました。

 これまでの10年間彼は英語を教えるほか、村人が豊かな生活を送れるように道路を直したり、ザボンの苗を植えたりしました。今では、村のあちこちに大きくなったザボンの木をみかけます。

 廖楽年は13歳の時に父親を亡くしました。この時、校長先生が金銭面などを援助してくれたおかげで高校と大学に行くことができました。

 廖楽年は「どの人も、他の人に助けられている。だから時が来たら、今度は人を助けるようになりなさい。英語以外にこのような道理を教えています」と述べました。

 播いた種が大きな樹になるように、自分の教え子が将来、自分を超えボランィア精神を広めてくれることを期待していると廖楽年は語っています。

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