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トマトと卵の炒めものに潜められた秘密

2011-12-30 15:30:53     cri    

 では、トマトと卵のこの二つの栄養たっぷりなものを一つの料理にするとき、何に注意したほうがいいのでしょうか?そのコツについてご紹介します。まず、その割合ですが、通常は卵2個とトマト2個を使います。もしトマトが少なければ、卵は脂っこくなります。またトマトが多ければ、すっぱくなります。そして、卵を炒めるときには、油は熱めにしましょう。油をなべに入れて、熱くなった後、卵を入れるのです。トマトを炒めるときは、すこしお砂糖を入れます。そうすると、トマトの酸味をすこし中和でき、よりおいしくなるのです。最後のコツは、そろそろ出来上がりそうな時にまず火を消します。その後塩を入れるのです。これはトマトと卵の炒め物の裏技です。ぜひやってみてください。

 一方、トマトを生で食べる場合もありますね。実は、加熱した後のトマトは生より栄養素が高いのです。それは高温ではトマト細胞の細胞壁が壊され、リコピンなどの抗酸化物質が出やすくなるからです。しかし、加熱すると、ビタミンCは一部壊されてしまいます。ですから、炒める時間が長すぎると、栄養素を失いやすくなりますので、時間の把握には注意しましょう。

 最後にトマトを選ぶコツもご紹介しましょう。トマトは赤くなればなるほど栄養成分が高くなります。トマトの品種、色、成熟度、甘さ、季節によって、リコピンの量は異なります。黄色い品種のトマトにはリコピンの量は少なく、赤い品種ではリコピンの量が多いのです。そしてリコピンの量はその含まれている糖分と逆の関係にありますので、甘くないトマトにはリコピンが多く入っています。このほか、夏に生産されたトマトはリコピンの量が多くなっています。選ぶときには注意しましょう。

 今日のヘルシー中国は、トマトと卵の炒め物についてご紹介しました。では、また来週お会いしましょう。


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