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<科学衛生>不眠の悩みを追い払う

2011-03-18 16:55:31     cri    

 

 人生の3分の一の時間は睡眠時間です。睡眠を心地よく取れることは健康にとってきわめて重要です。しかし、さまざまな原因によって、不眠に悩まされる人は少なくありません。そこで、今日は中国中医科学院広安門病院の副院長で、睡眠医学学科の専門家、汪衛東医師に不眠の原因及び解消方について語って頂きましょう。

 不眠とはよく見られる睡眠障害のことで、寝不足や、寝つきの悪さ、早朝覚醒などといった症状があります。これはストレス、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ、記憶力と集中力の低下などにつながります。そして、長期にわたる不眠は心臓血管や消化系統などの疾患にかかりやすく、深刻な場合は統合失調症やうつ病、不安神経症、植物神経の乱れを引き起こすそうです。これについて汪衛東医師は「睡眠時間は一生の3分の一を占め、睡眠の質は人の生理と心理に大きな影響を及ぼしています。研究の結果、心臓病など7、80種類の疾患は睡眠と関っています」と語りました。

 不眠の原因はさまざまですが、寝る前の食べ過ぎ、喫煙、濃いお茶を飲む、激しい運動、長時間かけて話をすることで精神が興奮することなどが原因となります。そして、心理的な要因に伴う不眠もよく見られます。たとえば、過度な悲しみや恐怖、不安なども不眠の原因となります。

 汪衛東医師は「情緒不安定や仕事の緊張によって起こる一過性の不眠は治療しなくても、その緊張や興奮状態が解ければ、自然に治ります。しかし、その状態が2週間以上続くようなら、医者に見てもらうべきです」と語りました。

 また、睡眠中、夢を見るので、休まらないという人も多いですが、これについて汪衛東医師は「よく夢を見るのは病気ではありません。実は夢を見ない方が不正常と言えます。夢は誰でも見るもので、見ないというのはただ覚えていないだけです。夢を見るせいで寝た気がしないというのは本当に眠れなかったということではありません。実は夢を見るのは脳にとっては有益です」と話しました。

 そして、睡眠の時間について汪衛東医師は「睡眠時間には個人差があり、また、同じ人でもときによって、必要とする睡眠時間も同じではないのです。最適な睡眠時間とは、朝目覚めた時才気にあふれ、元気を取り戻した感じをもてることが原則とされています。よく眠れなかったと思って二度寝をしたり、また、昼寝したりするのは睡眠障害の悪循環につながりやすいのです」と話しました。

 さらに汪衛東医師は不眠に対する自己調節方について「好きな軽音楽を聴いたり、気功、太極拳、ヨガをするほか、針灸やマッサージ、漢方薬を飲むなどをすればよいのです」と語りました。(翻訳:董燕華)

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