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<孔子のふるさと山東省> 姜省長、山東省を経済文化省へ

2011-02-27 20:01:10     cri    























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 山東省は人口が1億人に及ぶ大きな省です。山東省の姜大明省長がCRI・中国国際放送局記者の取材を受けた際、「第11期五ヵ年計画期間中、山東省は経済社会の発展において大きな進展を遂げた。第12期五ヵ年計画期間には、科学的な発展をテーマにして、経済の成長パターンの転換を速め、引き続き経済文化省へと歩んでいく」考えを示しました。

 今回の番組では、姜大明省長へのインタビューの模様をお伝え致します。

 姜大明省長は「第11期五ヵ年計画期間中、山東省は経済社会の健全で持続的な発展を遂げた。2010年、山東省のGDPは3兆9416億元に達し、五年間のうち、年平均13.1%の成長率が保たれた。2010年、山東省都市住民の平均可処分所得は19946元、昨年の同じ時期と比べて12%増え、農民の純収入は6990元、昨年の同じ時期と比べて14.2%増えた。また、この五年間のうち、山東省ではオリンピックとパラリンピックのヨットレース、そして、第11回全国スポーツ大会が開催され、国内外における知名度が高められた」と説明し、第12期五ヵ年計画期間中の方針について、次のように述べました。

 「第1は科学的な発展というテーマを中心に、人間を主体とした、持続可能な発展を全面的に推進していくこと。第2は山東省の発展をより合理的にするために、経済の成長パターンの転換を速めることをメインにして、経済構造の調整に力を入れること。この中には、動力構造、産業構造、地域構造、収入分配構造などが含まれる」。

 姜大明省長の紹介によりますと、長い間、山東省は「民に富をもたらし、省の実力を強化する」ことを目標とし、民生を優先に経済文化省を構築して、人々が自分の努力による成果を享受できるようにしてきました。これからの5年間で、山東省は経済構造の調整に力を入れ、既存産業の最適化に取り組み、産業チェーンを長くして、付加価値を高めると共に、新興産業を見出していこうとしています。

 地域経済の構造調整について、姜大明省長は「2009年末、国務院が『黄河デルタ高効率生態経済区の建設計画』を許可し、更に2011年1月4日『山東半島青い経済区の発展計画』を許可した。これは中央の山東省に対する重視を物語っている」として、「この藍と黄の2つの国家レベル計画は山東省の経済社会の発展に一層のレベルアップをもたらすに違いない」と述べました。さらに、

「胡錦涛国家主席が一昨年の4月と10月に2回山東省を視察した際、海洋経済の発展に力を入れ、海洋資源を科学的に開発し、そして優位性のある海洋産業を育成して、山東半島の青い経済区を構築していくよう期待を寄せた。そのため、中国共産党山東省委員会と山東省政府は青い経済区の構築を重視し、計画の実現に努力していく」という決心を示しました。

 この目標を実現するために、山東省各級政府はよいスタートを切ろうと、目標をより明確にしました。その中で最も重要なのは、科学技術と人材を元に、山東省の優位性を生かし、科学技術によって海洋産業を振興することです。山東省の青島には中国唯一の海洋大学があり、全国の半分以上の海洋科学研究の人材と設備があります。現在、青島では国家海洋重点実験室の建設に取り組んでいます。

 インタビューの中で、姜大明省長が最も自信を持っていたのは民生問題です。この5年間、山東省が民生問題で遂げた成果を話すと、その顔には誇りと喜びが浮かびました。今後5年間の山東省の民生面における対策について、

 「今年の財政予算案は工夫した。去年の民生面での支出は財政支出全体の51%を占めたが今年はもっと増やす予定だ。また、農村においては、水利建設を増やし、幼稚園教育、大学教育、さらに基礎教育における投入も大幅に増やしていく」と明らかにしました。

 このほど、山東省は第12期5ヵ年計画期間中、住民の収入の増加をGDPの成長の歩調と合わせることを明確にしています。姜大明省長は「民生の改善とは裕福な暮らしを提供することで、これには収入の増加、社会保障の整備、また各種民主法治の整備が含まれる」と説明しました。

 今年、中国の華北地域は歴史上稀に見る干ばつに見舞われました。これは農業生産が中国で一位の山東省にとって厳しい試練になります。干ばつ対策について姜大明省長は強い自信を示し、このように述べています。「山東省はここ数年、ダムの点検と補強に取り組み、去年の貯水量は例年を上回っている。現在、省を挙げて干ばつ対策に取り組み、財政も干ばつ対策と水利への投入を増やし、今年の豊作を目指して頑張っている」。

 インタビューの最後に、「これまでの5年間、山東省は経済面で厳しい試練に直面することがしばしばあったが、省長はいつも笑顔を見せ、落ち着いていた。それはなぜか」と記者に聞かれた際、姜大明省長はいつもの笑顔で答えました。「1億人もいる省の省長ならば、皆の希望を達成する為の困難は多く、不確定、不安定、予測できないことも多いが、山東省の発展の見通しは明るいので、笑顔でいられる」。

 孔子のふるさと山東省、今日は山東省の姜大明省長へのインタビューお届けしました。(翻訳:ヒガシ)

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