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中国人の「共用生活」

2010-09-02 15:05:27     cri    

 「車の共用」、「部屋の共用」、「食事の共用」、「化粧品の共用」、「洋服も共用」、北京では、「共用族」がはやり出しています。このほどは「買い物の共用」、つまり「団体購入」の「団購」と「車の共用」、つまり「相乗り」をご紹介しましたが、今回は「部屋の共用」、つまり「ルームシェア」などについて引き続き「共用族」の生活。

 いま、北京の家賃の高さには、誰もがしり込みしてしまいます。家賃も高く、仕事を始めたばかりの新入社員にとっては、頭が痛い問題です。そこで、卒業したばかりの若者たちに、部屋の共用、つまり、ルームシェアする人が非常に多いです。わが日本語部にも何人の若いスタッフもルームシェアしてます。たとえ1500元の家賃を2人で負担すれば、2分の1ですから、かなりのお金が節約できます。これはお金の節約になるだけでなく、ルームメイトがいるから、にぎやかで、普段の生活でお互いに助け合うこともできますね。一人暮らしより、心強くて楽でしょう。お昼は職場の同僚たちと一緒に「食事の共用」。つまり、大勢で一緒に食事をして、食事代を割り勘にすることです。夜は家に帰って、ルームメイトと順番に食事を作ります。北京のような物価の高い大都市では、生活費がかさむので、卒業したばかりの若者にっとって、重要な節約方法です。

 私たちの身のまわりには「共用」生活が沢山見られます。私は同じ住宅団地のお隣さん、数人と一緒に、プールの年間利用カードを買いました。施設の整ったプールの年間利用カードは1枚は3千元以上、日本円の4、5万円ぐらいもかかります。1人で買うとちょっと高い。しかも毎日泳ぎに行けるわけでもないから、一緒に買うというのが一番経済的です。日本だと、規則が厳しいですね。そのようなカードには、「ご本人様しか使えません」という規定があります。中国では、年間回数券のようなカードがありますので、家族全員や友達と共に一緒に使えますので、とても便利です。

 また、社会人より、大学生の「共用族」の生活はますます多彩になっています。ちょうど、北京放送に実習に来ていた中央民族大学の大学3年生の女の子に話を聞いてみました。彼女たちはルームメイトと一緒に、「洋服や化粧品の共用」生活を送っているのです。あと1年で卒業しますから、みんな仕事探しで忙しいです。面接のときはスーツが要るし、お化粧も必要です。でも、品質のいい化粧品は高くて、ファンデーションやアイシャドー、チークなどなど、全部一人でそろえると、ずいぶんお金がかかります。買えない人だっています。仕方なく「共用」することにしたということです。

 確かに共用に抵抗がある人もいますが、個人的には、節約にもなるし、無駄がなくていい方法だと思います。一方、一部の経済学者は「これは成熟した消費方式だ」と見ています。「共用」生活は、大都市の産物だもと言われています。収入は変わらないのに、消費が多くなった場合、互いに協力するという、「新しい集団生活」を送るしかありません。「共用」生活をこの身で体験する「共用族」、彼らの行動は「個人主義」の排除につながるだけでなく、日々減少している資源の節約にも貢献しています。

 いまの都市生活は、リズムがはやく、コストもどんどん上がっています。限りある給料で質の高い生活を送ろうとすることは、多くの人々の夢とも言えます。「共用生活」はむしろこの夢を適える一つの手段かもしれませんね。(『イキイキ中国』より)

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