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BIRTV出展のパナソニック社、中国市場の成長を見込む

2009-07-14 17:21:33     cri    

 昨年の北京五輪で、五輪史上初のフルハイビジョン(HD)映像送出に成功した日本のパナソニック社は、中国市場に引き続き期待感を示しています。

 8日、北京で行われた記者会見で、パナソニック中国・放送システム販売公司の大西歩太総経理は、「8月26~29日、北京で行われる第18回北京国際ラジオ映画テレビ設備展示会(BIRTV)に出展し、HD放送機材AVCCAMシリーズの最新製品や、P2HDシリーズ製品、HDシステムソリューションの三本柱で製品を展示する」と明らかにしました。

 AVCCAMシリーズは業務ユーザー向けのカメラレコーダーで、SDカードを使って記録しています。一方、P2HDシリーズは放送局や製作プロダクションに向け、P2カードで保存するHD機材です。中でも、P2フォーマットは、パナソニック社が他社に先駆けてカメラレコーダーに搭載させ、その製品は現在世界950の放送局に11万台納入されています。

大西歩太総経理

記者会見の様子

 パナソニック社システムAV事業部の下水流正雄部長は、「P2をHD機材のデファクトスタンダード(事実上の基準)を目指す」と明らかにし、今夏のBIRTVに、「情系中国、領航高清」をテーマに、出展していくと話しました。

 なお、放送機材において、パナソニック社は1990年・北京アジア大会の時から進出し、すで20年ほどの歴史があります。一方、スタジオ用機材の市場に乗り出したのはわずか4年ですが、これまで、中国各地のテレビ局にP2シリーズの製品計1万5千台を納入し、全体シェアの6割以上を握っているということです。

 大西歩太総経理は、「中国市場をアメリカ、欧州と肩を並ぶ三つの巨大市場として非常に重視している」と語り、2015年までに、中国ではテレビ放送のデジタル化が実現することを背景に、「中国市場は最先端の商品を研究し、活用する意思が強く、我々P2の考え方も非常に受け入れられている」と先行きについて楽観視しています。
              




















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                           (文:王小燕、写真:長野園子)

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