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中国残留孤児とその家族ら50人あまりが12日、黒竜江省ハルビンを訪れ、中国の養父母らと再会し、感謝の気持ちを伝えました。
同日開かれた「日中友好の会謝恩団交歓会」では戦後、中国で半世紀あまり過ごしたメンバーが、中国の養父母たちに「中国ママ」という踊りなどを披露しました。
日中友好の会の池田澄江理事長は「日本が祖国であり、中国がふるさとである。両国が真の和解を実現することが私の願い」と話しました。中村恵子さんは「自分の実の両親を知らないが、中国の母親である王淑珍のことはいつまでも忘れられない。彼女から大きなご恩を受けた」と話しました。
90歳になる李淑蘭さんは交歓会に参加した中国ママの一人です。李さんは「日本の娘が帰国後、私を2回訪ねてきたが、その後消息がない。娘に会いたい。今日、こんなに大勢の残留孤児と会い、自分の子供と再会しているような感じで楽しかった」と話しました。
在瀋陽日本国総領事館の大澤勉総領事は「中国の方々が日本の孤児を育てていただいたことは人道主義に基づいたもので、それに深く感謝するため、今回の訪問となった。日中両国は一衣帯水の隣国であり、両国の交流では困難を克服し、平和を促すべきだと思う」と述べました。(ZHL、山下)暮らし・経済へ
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