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中国本土と香港の金取引所をつなぐ取引プラットフォーム「黄金滬港通」の発足式が10日、香港で開かれました。世界の金相場形成への中国の影響力を高め、人民元の国際化の狙いもあると見られています。
これは、香港の金銀業貿易場と上海黄金交易所が共同で設置したものです。今月1日から香港の金銀業貿易場は、上海の金交易所の特別国際会員となり、会員171社がオフショア人民元を使って、上海の交易所で金取引ができるようになりました。
香港特別行政区政府財政局の曾俊華局長は挨拶で、「国の金融改革及び人民元の国際化に応じ、近年は本土市場を相次いで開拓している。今回は香港の金市場の多元化した発展にプラスとなる」と述べました。
また、中国銀行の許羅徳副総裁は「上海の金交易所は世界最大の現物取引所で、周辺商品の投資機能も強い。100年以上の歴史があり、金の文化と、市場能力も高く、香港との協力は大きな相互補完性もある」と強調しました。(ミン・イヒョウ 山下)暮らし・経済へ
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