中国、ブラジル、ロシア、インド、南アフリカの新興5カ国(BRICS)第7回首脳会合が9日ロシアのウファで開かれました。その間、「ウファ宣言」が発表され、国際社会におけるBRICSの果たす役割の強化を強調しました。
政治分野において、「ウファ宣言」は、「平和と安全の確保に努め、国際社会におけるBRICSの果たす役割を強化していく」と述べると同時に、第二次世界大戦の結果を歪曲することに反対し、国連大会がこのほど採択した世界反ファシズム戦争勝利70周年の決議に歓迎の意を表しました。
経済や金融分野において、「ウファ宣言」は、BRICSが作る新開発銀行は2016年の初めに一連の投資項目を確定すると言い、その具体的な投資項目についてはアジアインフラ投資銀行を含む各金融機関の意見を聞きたいとしています。
会合参加の5カ国が当日採択した「行動計画」は、今後平和維持活動における対話を含めた5カ国の新しい協力分野について検討するとしています。(藍、kokusei)暮らし・経済へ
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