香港旅行発展局によりますと、今年6月の香港への観光客数は全体的に下落し、その内、大陸からの「自由行」( 香港への個人旅行の自由化)の観光客が1割減少したことがわかりました。香港ビジネス経済発展局の蘇錦梁局長は「香港は周辺地域でますます激しくなる競争に直面している」と述べました。
蘇局長は「今年第1四半期、他の地域を訪れる観光客数が大幅に増えた。例えば、日本とタイを訪れる大陸の観光客数が90%以上伸びた。ベトナムが60%、韓国も36%伸びた。今後も、香港としても、より多くのイベントを行う必要がある」と述べました。
一方、蘇局長は、香港が深セン居民に発行していた「1年間に何度も香港への出入りが認められるビザ(一簽多行)」を停止し、「1週間に1度の出入りが認められるビザ(一周一行)」に変更するとの政策が、大陸から観光客数の減少に影響を及ぼすかについて、評論をしていません。この政策の影響は1年間にわたってこそ判断することができます。観光発展局によりますと、1月から5月にかけ、香港を訪れた観光客は依然として、昨年同期に比べ、やや増加したということです。(hj 小山)旅行・文化へ
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