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オーストリアのウィーンでイラン核問題をめぐる協議に参加しているイランのザリフ外相は3日、食い違いがあるものの、「協議はある持久的な結果に近づいている。未曾有のものだ」とした上で、協議の成功を確保できない考えを示しました。
ザリフ外相はユーチューブ(Youtube)で流した映像で、イラン核問題をめぐる協議は期待できるとし、「理性が幻想に打ち勝った」ということを見たからだと述べた上で、イランの交渉相手は協議と脅威を前に重大な歴史的選択をしなければならないとの考えを示しました。
ザリフ外相はまた「バランスの取れたよい協議ができれば、共同の試練に立ち向かい、新しい視野が切り開かれるだろう」と述べました。
中国の王毅外相は2日、ウィーンで「協議達成の基本的要素が備え、イラン核問題を解決するチャンスが訪れた。残りの問題は一括で解決する必要があるので、関係各側は最後の政治的決断をしなければならない」という中国の立場を述べました。(ヒガシ)国際・交流へ
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