河北省交通運輸庁が6月30日に明らかにしたところによりますと、同省は張家口と承徳を結ぶ高速道路を含む、南北に伸びる道路4本と東西に伸びる道路4本、環状道路1本の「総合交通網」を計画しています。この南北に伸びる4本と東西に伸びる4本の道路は北京の環状道路と共に、北京・天津・河北省地区を碁盤のように結ぶ道路になります。
現在、北京・天津・河北省交通一体化が全面的に実施される段階に入っています。河北省の「総合交通網」には、沿海道路、京滬(北京―上海)道路、京九(北京―香港・九龍)道路、京承(北京―承徳)―京広(北京―広州)道路という南北に伸びる4本の道路と、秦承張(秦皇島―承徳―張家口)道路、京秦(北京―秦皇島)―京張(北京―張家口)道路、津保(天津―保定)道路、石滄(石家庄―滄州)道路という東西に伸びる4本の道路、そして「北京の巨大外環状線」と呼ばれる首都地区環状高速道路が含まれています。
首都地区環状高速道路の総延長は940キロで、そのうちの約850キロが河北省内を通ります。その一部はすでに開通しており、北京の密雲と河北省の涿州を結ぶ密涿高速道路も年内に着工され、2017年の竣工が予定されています。この密涿高速道路の開通により、首都地区環状高速道路が全線開通されることになります。(玉華、小山) 暮らし・経済へ
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