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中国の王毅外相は27日に北京で開かれた「第4回世界平和フォーラム」で、中米関係およびアメリカの対中政策に関する期待についての質問に対し「中米両国は両国間だけでなく、一定の地域や世界的な範囲で幅広い共通の利益を持つため、交流と協力は依然として両国関係の主流である」と述べました。
王外相はさらに「中米関係は最大の先進国と最大の新興国の関係であるため、両国だけでなく全世界にも影響を及ぼす。最近、中米関係に関するマイナスの言論が多いが、このほどワシントンで行われた第7回中米戦略・経済対話および第6回中米人的・文化交流ハイレベル協議が300項目余りの成果をあげて成功裏に終えたことは、中米両国が両国間、地域および世界的に幅広く共通利益を持ち、交流と協力は依然として両国関係の主流であることを裏付けるものだ。さらにこの協議は習近平国家主席の9月の訪米に向けて一定の準備を整えた」と両国関係の順調さを強調しました。
王外相はまた「戦略的相互信頼の構築は中米間の最も重要な課題であり、真の戦略的相互信頼関係が築ければ、双方は互いに積極的に期待することができ、問題解決に有利である。逆に相互信頼が欠けると、問題がなくてもトラブルが生じやすい」と話しました。
王外相は続けて「アメリカの指導者はこれまで何度も強く繁栄するアジア太平洋地域でより大きな役割を果たす中国を歓迎すると表明しているが、アメリカへの期待を強いて言えば、この表明を具体的な政策と実践に反映させることだ」と述べました。(閣、小山)国際・交流へ
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