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 安保理、武装衝突当事者が児童を利用する行為を非難

2015-06-19 10:08:49     cri    

 国連安全保障理事会(安保理)は18日、決議を採択し、武装衝突の当事者が児童を募集・利用する行為および殺害、拉致、障害を残すなどの行為を強く非難し、このような行為を直ちに止め、特別な措置を講じて児童を保護するよう、関係者に求めました。

 安保理は同日、「児童と武装衝突問題」をテーマに公開討論を行うと共に、全会一致で決議を採択しました。決議は、武装衝突の各当事者に対し、直ちに無条件で拉致した児童を釈放するよう求める一方、加盟国や国連の各機関、地域組織に対して、拉致された児童の安全な釈放と釈放された児童を家族のもとへ帰すこと、通常の生活を取り戻すこと、社会復帰などに努めることを奨励するとしています。

 決議は「安保理は学校が軍事目的で利用される行為に注目している。利用されると、学校が攻撃目標になり、児童の安全を脅かすおそれがあるからだ」として「武装部隊や武装団体に学校使用を禁じるための具体的な措置を講じるよう加盟国に求める」としています。(ヒガシ)国際・交流へ

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