米国訪問中の範長龍中国共産党中央軍事委員会副主席が現地時間の12日、米国のライス大統領補佐官（国家安全保障担当）と会談しました。

　席上、範副主席は「当面、中米関係は全体として安定して発展している。オバマ大統領の招きに応じて、今年9月に習近平国家主席は米国を公式訪問する。これは、中米関係発展の大きな事柄であり、重要視されている。われわれは米国と共に努力し、良好な雰囲気を積極的に作り上げ、訪問の成功を確保する」としたうえで、今年に入ってから両国の軍隊が多くの分野で収めた進展を高く評価しました。また、中米双方は『相互信頼、相互協力、衝突せず、持続可能な』新型軍事関係を積極的に構築していくことを強調しました。

　ライス大統領補佐官が範副主席の話しに賛同の意を表し、「米国はイラン核問題や、テロ取り締まり、気候変動、エボラの対応などの問題における両国の交流と協調を高く重視している。米国は新たな戦略と経済対話を期待している。そして、9月の習近平国家主席の米国訪問を期待している」と述べました。（Katsu、Kokusei）