世界禁煙デーにちなんで、「北京市喫煙管理条例」の施行に関する普及啓発活動が5月31日に北京で行われました。
この「北京市喫煙管理条例」が施行される6月1日から、北京では空港や駅など公共の場所やオフィスビル、飲食店など「屋根のある場所」での喫煙が全面的に禁止されます。
国家衛生計画出産委員会の崔麗副主任は、公共の場所での禁煙は社会の新しい行動規範となったとしたうえで、「『北京市喫煙管理条例』はこれまでで最も厳しい禁煙条例であり、WHOが策定した『たばこ規制枠組条約(FCTC)』に適合している」と述べました。
統計によりますと、北京の喫煙者数は419万人おり、1000万人以上が受動喫煙の被害にさらされています。条例施行後は、一般の個人が禁煙場所で喫煙している相手に対して直接忠告して止めさせることができたり、その場所の経営者や管理者に連絡し止めさせることができます。その忠告に従わない場合には、12320番に電話をかけ北京市衛生計画出産管理部門に通報することができます。(ZHL、小山)暮らし・経済へ
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |