中国湖南省チン州市北湖区でこのほど、「日の出編集局編纂」の『支那最新大地図』が発見されました。地元の公文書専門家は、「この地図には当時中国の要衝や、日本軍の最新武器装備と戦闘力を詳しく書いている。これは日本の中国侵略の野心を如実に反映し、中国侵略を前々からたくらんでいた動かぬ証拠だ」と述べました。
地図には当時の中国中東部の各省政府の所在地、空港、鉄道、河川、および鉱産物資源と物産などのほか、中国政府が設置した無線電信所の場所が記されています。地図の裏側には『皇軍新兵器写真一覧』が印刷され、写真と文字で日本軍の地中貫通砲弾、野戦重砲、観測汽艇、ガス戦防毒マスクなどの新兵器60種類余りが書かれています。地図の表側の左側には「昭和十三年一月一日発行、昭和十二年十一月廿五日印刷納本」と記されています。
湖南省チン州市北湖区公文書局の黄麗華局長は、「こんなに詳しい軍用地図を印刷したことは、日本の中国侵略をかなり前から企み、そしてスパイを派遣して中国内地の地理、地形、物産を詳しく偵察し、中国侵略のために周到な準備を整えたことを十分に物語っている」と述べました。(玉華、kokusei)暮らし・経済へ
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