中国国家品質監督検査検疫総局が26日に発表した情報によりますと、2015年の1月から5月にかけて中国の出入国検査検疫機関が不合格とした輸入子供用品は合わせて5778ロットあり、前年同期より103%増え、1億2380万ドル相当ということです。
例えば子供服では、不合格の原因としてホルムアルデヒドの含有量、ph値、染色堅ろう度が基準未満であったり、実際の繊維成分が表示と一致しないことなどがあげられます。バングラデシュ製の子供服は問題が多く、2年連続で輸入子供服の不合格検出ロット数が一番多い国になっています。
輸入玩具では、不合格の原因としてぬいぐるみの安全性の欠如、人形の安定性テスト不適合、包装ビニールの厚さ不足、中国の認証制度を通過したことを示すCCCマークがないなどです。不合格品が検出されたブランドには、HENES、MAMMUT、無印良品、LEGOなどがあります。
これら子供用品について、中国の品質監督検査検疫機関は廃棄、返品などを行い、不合格の子供用品が国内市場に流通することを厳しく防いでいます。(殷、小山)暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |