張副首相は「アジア・欧州のコネクティビティに関する産業の協力を推進するには、政策協力やインフラ施設の相互接続、貿易の利便化、資金流通、各国国民の意思疎通という5つの項目を推し進め、共同発展を実現させなければならない。政策協力を強化するには、アジア・欧州でコネクティビティに関する産業の協力に関する共通認識を形成し、各国の関連産業発展戦略の統一を図る必要がある。インフラ施設の相互接続を強化するには、交通・通信・エネルギーなどの重点となるインフラ施設の整備プロジェクトを行い、アジア・欧州のコネクティビティの協力に関するハード面での支えを完備させ、国際協力を積極的に推し進めなければならない。貿易の利便化を進めるには、バランスの取れた成長や利益を融合させることに役立つアジア・欧州の開放的な市場を構築し、投資や貿易による協力をより進め、相互補完を実現させるべきだ。資金の流通を推し進めるには、現在の投資・融資計画を改善し、協力の障壁を取り除くべきだ。各国国民の意思疎通を図り、科学技術面の交流を推し進め、教育や就業、観光、人材市場の開放を支援し、協力の基礎を強固にしなければならない」と話しました。

　この対話のテーマは「イノベーションで行動をけん引、アジア・欧州のコネクティビティを推進」で、多くの国の指導者と代表が対話に参加しました。重慶市委員会の孫政才書記も開幕式に出席しました。（殷、小山）