日本の菅義偉官房長官は先日、中国が発表した国防白書の「海上の闘争と軍事闘争の準備を重点とする」という内容について「いかなることであっても武力行使を避けるのは当然のことだ」とけん制する発言をしました。これに対して中国外務省の華春瑩報道官は27日北京で「中国は国の安全保障のため相応の国防力を確保し維持する必要がある。いかなる国による中国の主権や領土への侵犯も決して許さない」と述べました。
華報道官は「近現代に入って中華民族は列強の侵略にあった。中国人民にとって過去の惨めな歴史の記憶はなお新しいものだ。我々は平和を愛し、戦争に反対し、平和発展の道を断固として歩み、防御的な国防政策を堅持している。また歴史が教訓として伝えるように、国の安全、経済社会発展レベルに見合った国防力を確保、維持しなければならず、中国の主権と領土が再び侵犯されることを決して許してはならない」と述べました。(ooeiei、小山)
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