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 中国駐英大使、「一帯一路」は政治的道具ではない

2015-05-22 14:36:11     cri    

 中国の劉暁明イギリス駐在大使は21日、「西側には常に偏見と疑惑を持つ人がいる。『一帯一路』は中国の地縁政治的な段取りで、戦略的な動機があると話す人もいる。事実上、『一帯一路』はいかなる国の地縁政治における道具でなく、中国が国際社会に提供した公共製品だ」と述べました。

 劉大使は「この提議には軍事的な考えがなく、争いの問題に関わらない。終始経済協力と人的交流に注目している。『一帯一路』構築は既存の地域的な協力体制と提議に取って代わるものではなく、現有の基礎の下、沿線各国による経済戦略の相互連結と優勢の相互補完を実現させることにある。沿線各国はいずれも、平等な参加者である。『一帯一路』はいかなる形の独占を行わず、どの国も平等に扱い、共同で協議し、方策を決定し、行動するものだ」と指摘しました。

 また劉大使は、「中国が『一帯一路』構築を推進することは、中国が海外へ余剰生産力を輸出することだと言っている人もいる。事実、中国は世界の製造業大国であり、生産力と技術、資金も優勢にある。『一帯一路』沿線において多くの国が工業化の初めの段階にあり、これらの国との協力は優勢の補完性があり、互恵共栄できる。中国は製品のダンピングをせず、自国で淘汰され、遅れた生産ラインを絶対他国に輸出しない」と強調しました。(玉華、林)

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