インドのモディ首相は14日から16日にかけて李克強首相の招きに応じ、中国を正式訪問する予定です。出発に先立ち、モディ首相は中国メディアのインタビューを受け、中国訪問への期待を示しました。

　今回の訪問はモディ首相が就任以来初の中国訪問となります。モディ首相は「習近平主席に故郷の西安で迎えられるが、とても光栄に思っている。中国の玄奘法師は当時西安からインドへの旅を始めた。インドと中国の関係は数世紀前に遡ることができる。西安で習主席と面会することで、この歴史の絆が再びつながるだろう」と述べました。

　モディ首相はまた、「インドと中国の関係は絶えず発展し大きな潜在力がある。両国は手を携えて努力し、発展、貧困撲滅という発展途上国の目標を実現させるべきだ。インドと中国は発展途上国を助ける責任がある。もしこれらの国の疾病や貧困が減少すれば、世界の発展に重要な影響を及ぼすだろう。21世紀はアジアの世紀と見られているが、平和と安定のメッセージを共に世界に強く発信していこう」と述べました。（ooeiei、林）国際・交流へ