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 日本軍の人体実験に少なくとも旧ソ連人93人

2015-05-11 14:25:36     cri    
 中国の黒龍江省ハルビンにある中国侵略日本軍731部隊罪証陳列館はこのほど「資料や731部隊の元隊員の証言などによって、第二次世界大戦の期間中、少なくとも旧ソ連人93人が人体実験の対象とされており、人数は中国人に次いで2番目に多かった」と取材に答えました。

 陳列館の金成民館長は「93人のうち、77人が731部隊の元隊員による供述、16人が『特別移送』の資料によるものだ。実際の名前が記録された人は9人いる。ノモンハン事件の捕虜や、中国と旧ソ連の国境地帯にいたスパイ、当時ハルビンで生活していた一般庶民も含まれている」と話しました。

 731部隊は抗日戦争の期間中、中国を侵略した日本軍が細菌戦研究や、人体実験の関連研究を行った秘密軍事医療部隊のことで、本部はハルビン市郊外の平房区にありました。中国人、旧ソ連人、モンゴル人、朝鮮人を含む合わせて3000人余りが731部隊による人体実験で死亡したとされています。(殷、高橋敬)暮らし・経済へ

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