チベット自治区人民政府報道弁公室とチベット自治区宣伝部が28日17時に発表したことによりますと、チベット自治区では地震により25人が死亡し、383人がけがをし、4人が行方不明で、30万人近くが異なる程度の被害に見舞われました。負傷者と被災者数が大幅に増えているということです。

　4月28日12時までに、地震により自治区内の家屋2511軒が倒壊し、2万4797軒が損傷し、82のお寺が損傷を受けたことが分かりました。

　今、チベット自治区の19の県と区がネパール地震の影響を受けており、そのうち、14の県と区が被災し、そのうち被害状況の深刻な地区はネラム県、吉隆県、定日県です。全自治区で30万人近くが被災したということです。（ｈｊ　林）暮らし・経済へ