WHO東南アジア地域ディレクターのシン氏は、地震が起きた後の数時間、WHOが配布したこれらの医療用品は4万人の3か月分のニーズを満たすことができるとしています。現在、これら医療設備はすでにけが人の手当て用に、ネパールの病院に提供されているということです。

　WHOはまた、地震でけがをした人のほか、家を失った市民に対しても飲料水や消毒、心のケアといった基本的な公共衛生サービスを提供していく必要があるとしています。

　シン氏は、「目下の大変差し迫った状況の中、WHOがネパールの被災地にできる限りの協力を行い、命を助けるためにすべての努力を尽くしていく」と話しています。（Yan、林）国際・交流へ