南アフリカでは外国人排斥の騒乱がこのところ多数発生し、華僑が経営する店舗への襲撃も相次いでいます。これを受けて、中国外務省の洪磊報道官は16日、北京で行った定例記者会見で、在南アフリカ中国大使館と領事館は現地の警察当局に申し入れを行ったことを明らかにするとともに「事態の発展に高い注意を払いながら、南アフリカにいる中国公民の安全と合法的な権益を積極的に守っていく」と話しました。

　洪報道官はさらに、「在南アフリカ中国大使館と領事館は様々なルートを通じてリスク勧告を出し、南アフリカにいる中国公民と企業に安全確保のためより一層用心するよう呼びかけている」と述べました。（04/17　Ｌin　小山）国際・交流へ