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中国税関総署が13日に発表したデータによりますと、2015年の第1四半期、中国の輸出入総額は5兆5400億元に達し、前年同期より6%減ったことが分かりました。
第1四半期、中国では輸出が安定的な成長を果たし、輸入がやや減少する傾向を見せています。そのうち、対外貿易の輸出額は3兆1500億元、前年同期より4.9%増である一方で、輸入額は2兆3900億元で、17.3%減となっており、輸出超過は7553億3000万元で、6.1倍となっています。
中国の対外貿易が直面している内外の環境について、中国税関総署の黄頌平報道官は当日、国務院報道弁公室が開いた記者会見で「現在、世界経済はなお国際金融危機後の深い調整期にあり、回復が鈍化している。国内経済への下方圧力が強まっており、発展が新常態(ニューノーマル)に入り、輸出入が減る一方で、対外貿易発展の質と効率が向上した」と分析しています。
黄報道官はさらに「中国の対外貿易は2015年に入り、品質・効率の向上、構造調整などの面で進展を収めたが、直面している課題もある」と指摘しました。(殷、林)暮らし・経済へ
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