中国科学院海洋研究所の孫松所長は12日インタビューを受け、「21世紀海上シルクロード」の建設を促すため、中国最先端の海洋調査船「科学号」を国際協力のプラットフォームとして作り上げる方針を明らかにしました。
「科学号」は海洋科学分野の総合的な調査船で、中国初の吊り下げ式総合電力推進システムを導入した自主的知的財産権を持つ多目的調査船です。試験運行が2013年1月に始まって以来、累計の航行距離は計7万海里程になっています。
孫所長は「科学号」が収めた科学研究の成果について、初めて行われた南海中南部における地球物理調査、沖縄近海の海溝でのサンプル採取、西部熱帯太平洋域での標識の集中投下、西太平洋ヤップ海山海域での深海複合領域における総合調査などを紹介しました。(殷、林)暮らし・経済へ
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