米州の35か国の首脳がはじめてそろって出席した米州首脳会議はこのほどパナマで開かれています。これについて、中国外務省の洪磊報道官は13日、北京で行われた定例記者会見で、「西半球の安定と発展は、各側の利益に合致する。中国は、米州諸国が相互尊重と平等な付き合い、相互内政不干渉ということを基礎に二国関係を発展させることを喜んで見守っている。米州首脳会議はこの分野において引き続き積極的な役割を果たすよう期待する」と述べました。

　さらに、アメリカとキューバの首脳会談が行われたことに対し、洪磊報道官は、「キューバとアメリカは関係正常化に向けたプロセスを推進していることを歓迎し、支持する。中国は一貫して、キューバ人民が自らの発展の道を選び、国の事務を自ら決定する権利を尊重すべきだと主張している。両国の関係改善は両国及び両国人民の利益に符合し、地域の安定と発展にも役立つものである」と述べました。（藍、kokusei）