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 引退表明の劉翔選手、現役時の心境語る

2015-04-08 16:46:03     cri    

 アテネ五輪の陸上の男子110メートルハードルで金メダルを獲得した元世界記録保持者の中国の劉翔選手が7日、自身のブログに「僕のトラック!僕のハードル」と題する文章を載せ、引退を発表しました。

 劉翔選手はこの2,000字に及ぶ文章の中で「今日でプロ選手を引退する」と明かすとともに、寂しい口調でプロ選手としての生涯を振り返りました。また、2008年の北京五輪と2012年のロンドン五輪で途中棄権をしたときの心境を「悲しみ」という言葉を頻繁に使いながら語っています。

 劉翔選手は世界大会に48回参加し、金メダル36個、銀メダル6個、銅メダル3個という優れた成績を挙げ、中国の陸上選手の「レジェンド」とされていました。度重なる足のけがが引退の原因だということです。

 劉翔選手は中国中央電視台(CCTV)のインタビューを受け、将来はコーチやスポーツ関連の公務員になるつもりはないと答えています。ブログでも「引退後は、残りの学業をしっかり修め、青少年のスポーツ事業や国民の健康や体質改善に役立ちたい。また、世界における中国の陸上界の影響力拡大の力になりたい」と書いています。(閣、小山) 暮らし・経済へ

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