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中国の習近平国家主席は29日、海南省のボアオ国賓館でボアオ・アジアフォーラム第4期理事会のメンバーと会談しました。
習主席はその中で、「これまでの十数年、ボアオ・アジアフォーラムは順調に発展し、その影響力も絶えず拡大してきた。アジアの共通認識を結集し、アジアの発展を促し、アジアの影響力を引き上げる面で独特な役割を果たし、中国と世界の友好交流・協力をも推し進めた」と指摘しました。
また、「『一帯一路』(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)構築の構想は、中国が新しい情勢の下で開放を全面的に拡大するために実施した重要な措置だ。地域経済協力の強化に着眼して提出した案でもあり、周辺国の共同発展の推進を目指している」と述べました。
さらに、「中国が提唱するアジアインフラ投資銀行(AIIB)が実質的な一歩を踏み出した。このほか、『一帯一路』の周辺国のインフラ整備を支援するために400億ドルの『シルクロード基金』を創設することを発表した。これらの提唱はいずれも包容性と開放性を保っている」と示しました。
ボアオ・アジアフォーラム理事長を務める日本の福田康夫元首相はその中で、「習主席の基調講演が歴史的視角から展開し、アジア及び世界の大勢を語り、アジアの団結と平和発展の未来を表し、アジア協力の方向を指し示した」という考えを示しました。(万、林)暮らし・経済へ
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