中国の習近平国家主席は28日海南省のボアオで、ボアオ・アジア・フォーラムの2015年度年次総会に出席するため中国を訪問している、オランダのマルク・ルッテ首相と会談しました。

　習主席はその中で、ルッテ首相の年次総会の出席に対して歓迎の意を表した上で、「2014年のオランダ訪問期間中、ルッテ首相とともに、両国の開放的で実務的な協力パートナーシップの全面的構築を決めた。現在、中国とオランダ両国の関係は良い発展の勢いを保ち、達成した共通認識を順調に実行に移している」と述べた上で、「中国はオランダとともに、両国関係がより大きな成果を収めるよう努めていきたい」という考えを表明しました。

　ルッテ首相は「習主席のオランダ訪問が両国の政治と経済の往来を推し進めた。今後、中国とともに、中国語教育を含む様々な文化交流を展開していきたい」と示しました。

　同じ日、習主席はスウェーデンのステファン・ロベーン首相とネパールのラムバラン・ヤーダブ大統領ともそれぞれ会談しました。（万、林）