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 楊国務委員、「21世紀海上シルクロード」を解説

2015-03-29 13:31:19     cri    

 中国の楊潔チ国務委員は28日午後、「21世紀海上シルクロード」の共同構築フォーラムで基調演説を行いました。

 楊国務委員は「習近平国家主席が2013年に『一帯一路』(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)構築の構想を提出し、周辺国の政府と国民から支持を得た。これまでの1年間、中国はAPEC・アジア太平洋経済協力会議の海洋関連大臣会合を主催したほか、中国・ラオス及び中国・ベトナムの経済協力エリアの構築、中国・ラオス鉄道及びタイ鉄道の建設、瀾滄江・メコン川国際水運の第2期プロジェクトなどがいずれも積極的な進展を遂げている」と述べました。

 また、「『21世紀海上シルクロード』構築の構想は経済と人的交流及び文化交流を重点とし、中国の「親・誠・恵・容」の周辺外交理念に一致している。この構想は地理的条件と環境を利用した政治目的のある手段ではない。すべての関係国はこの構想を共有し、枠組み内で独占と強制を行わず、平等の原則を踏まえ、交渉によって構想を実現していく」と強調しました。

 更に、「『一帯一路』の周辺国は国情が異なり、海洋の開発レベルもそれぞれであるため、同じ条件と理念で統一することが難しい。相互尊重の原則を踏まえて共通点と協力できる分野を探し、共同の発展計画を策定する必要がある」と指摘した上で、「中国は関係国とともに、いち早く「21世紀海上シルクロード」の共同構築に関する協定を結び、協力の計画と重点を確定したい」という考えを示しました。(万、林)暮らし・経済へ

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