ボアオ・アジアフォーラムの主催側によりますと、「2015アジア経済見通し指数」がフォーラム開催期間中の27日に発表されます。この指数の発表はボアオ・アジアフォーラムが2002年に始まってから初めてのことです。今回の研究調査は、フォーラムに出席する経済専門家、企業家、政治・ビジネス・財政分野の著名人を対象に、アジア経済の成長、物価、就職、国際収支などの視点から、アジア経済発展の見通しについて十分な分析と予測をしたうえで作られたものだということです。

　フォーラムの期間中、中国国家発展改革委員会学術委員会の張燕生秘書長は経済見通し指数に関する報告を解説します。また、国際通貨基金（IMF）の朱民副専務理事、清華大学中国・世界経済研究センターの李稲葵主任が演説を行い、アジア経済の展望について分析と予測をします。各分野の専門家たちは「2015年アジア経済見通し指数」を通して、「アジア経済全体のやや減速」、「人民元の利下げ」、「中国国内の株式市場の上昇」、「新エネルギー・省エネ環境保護・情報産業が2015年最も将来性のある産業へ」など人々の日常生活に関わるホットなテーマに関する見解を発表する予定です。（殷、高橋敬）暮らし・経済へ