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「未来志向で互恵ウィンウィンの中独金融関係に向けて」をテーマとする第1回中独ハイレベル金融対話が17日ドイツのベルリンで開かれ、マクロ経済や戦略的協力の方向性、金融安定、経済協力などの議題をめぐって突っ込んだ交流が行われました。中国の馬凱副首相とドイツのショイブレ財務相、およびバイトマン・ドイツ連邦銀行(中央銀行)総裁が出席しました。
双方は、この対話メカニズムは金融問題についてコミュニケーションを行い、政策調整を行う重要な場であることを確認した上で、主要20ヵ国(G20)の枠組みの下でマクロ経済政策の協調を強め、財政・金融分野の政策対話と実務的協力を推進し、世界経済の成長と国際的経済ガバナンスを支えることで合意しました。
ドイツは2016年に中国で開催予定のG20サミットや、中国が人民元を国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)を構成する通貨バスケットに組み入れる目標の実現を支持すると示すほか、中国の提唱によるアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を表明しました。
双方は相手国の銀行が自国で支社を設立することを歓迎し、銀行の監督・管理問題についても協議することで一致しました。また、フランクフルトでのオフショア人民元市場の建設や、ドイツの金融機構が人民元適格外国機関投資家(RQFII)の投資枠を利用して中国で投資することを支持するとしています。(ZHL、林) 暮らし・経済へ
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