第12期全国人民代表大会(全人代)第3回会議は12日、2014年の中央と地方の予算執行状況と、2015年の中央と地方の予算案の審査報告を採択しました。それによりますと、2014年における中央と地方の予算執行が全体的に良好だということが分かりました。
審査報告によりますと、2014年の予算執行状況では、全国の一般公共予算の総収入は14兆350億元(約272億円)で、予算目標の100.6%を実現し、2013年の決算と比べ8.6%増となりました。一方、支出は15兆1662億元(293億円)で、予算目標の99.1%を実現し、2013年の決算と比べ8.2%増えました。収支と予算は均衡が保たれたとしています。
全人代財政経済委員会は「2014年、中央と地方の予算執行状況は全体的に良好である。国家財政は、経済の穏健な発展と社会の調和・安定を促進する面において、重要な役割を果たしている」と述べたうえで、予算編成の科学性と予算執行の規範性を引き上げていく必要があると指摘しました。(Katsu、山下)暮らし・経済へ
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