習近平国家主席は3月4日午後、全国政治協商会議第12期全国委員会第3回会議に参加する中国国民党革命委員会、台湾民主自治同盟、中華全国台湾同胞連誼会の委員らを訪ね、意見と提案を聴取しました。習主席は「両岸関係の平和発展は、両岸の平和を維持し、共同発展を促進し、両岸同胞に幸福をもたらす正しい道であり、平和的な統一への明るい道でもある。われわれは平和発展や共同の政治的基盤を堅持し、両岸同胞に幸福をもたらす。そして、手を携えて民族復興を実現していくべきだ」との考えを示しました。

　更に「過去一年間、われわれは対台湾活動政策方針を堅持し、両岸の制度化協議は新たな成果を収め、両岸の経済融合発展が絶えず深まっている。各分野での交流と協力は良好に発展し、台湾海峡情勢は全体として安定している。両岸関係の動向を決める鍵となるのは、祖国大陸の発展にある。われわれは自らの発展の勢いを保つと同時に、正しい政策措置を講じて対台湾活動に取り組む必要がある」としました。その上で「2008年から、両岸関係は平和発展の道を歩み始め、両岸関係に歴史的な変化が起き、互恵協力の道が拓かれた。両岸同胞は両岸関係の平和発展経験を総括し、両岸の平和発展を維持していく必要がある」と強調しました。 （hj　keiko）