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世界遺産の北京の故宮博物院は27日、2015年の適当な時期で毎日の入場者数を8万人以内に制限する措置を取るだろうと発表しました。
入場者制限措置を取る理由として、故宮博物院の単霽翔院長は、このほど上海の外灘で発生した将棋倒し事件で多くの犠牲者をもたらしたことを考慮したためだと明言したうえで、「シーズンとオフシーズンにより故宮を訪れた観光客数はかなりの差があるため、入場者数を制限する措置を取らないわけには行かない」と指摘しました。
例えば、2014年の夏休み期間中(7月1日から8月31日まで)、1日あたりの入場者数は延べ7万人を超え、最も多い日は10万7000人にも達しました。一方、オフシーズン(11月1日から翌年の3月31日まで)の際、2万9000人しかいないということです。
単院長は「故宮の受け入れ能力を科学的かつ合理的に評価し、観光客の誘導と管理体制を作ることも故宮博物院が直面する重要な課題だ」と述べました。
また、故宮博物院は11月1日から翌年の3月31日まで(元旦と春節の連休を除く)のオフシーズンに、ネットによる入場券購入の場合、半額(20元)にするという優遇政策を打ち出す予定です。
なお、騒音を抑制するために、今年4月1日から、故宮構内でガイドのポータブル拡声器の利用を禁止することになります。(Katsu、Kokusei)暮らし・経済へ
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